Opus 4.7
特に長時間・複雑なエージェント系タスクとビジョン系タスクでの大幅な改善が目玉です。
コーディング・エージェント性能
高度なソフトウェアエンジニアリングタスクで大幅に向上。特に難しいタスクで顕著な改善。
内部評価では13〜70%のリゾルーション率向上(例:CursorBenchで58%→70%)
ロングランタスクでの一貫性・精度が向上し、途中で止まらず最後まで実行できるように
https://gyazo.com/829f9f7af73500e6f37aa2c06a75e959
ビジョン(マルチモーダル)
画像の最大解像度が3倍以上に拡大(長辺2,576px、約375万画素)
密なスクリーンショットや複雑な図表の読み取りが大幅に改善
指示追従(Instruction Following)
大幅に向上。以前は曖昧に解釈・スキップしていた指示を、今回は文字通り厳密に実行する。
注意点:Opus 4.6向けのプロンプトが予期しない挙動を示す場合があるため、プロンプトの再調整が必要
新しいエフォートレベル
xhigh(エクストラハイ)という新たな努力レベルを追加。推論と速度のトレードオフをより細かく制御可能。
メモリ・長期タスク
ファイルシステムベースのメモリ活用が向上。長期・マルチセッションの作業で重要なメモを記憶し継続利用が可能に。
「ファイルシステムベースのメモリ」とは?
これは「Claude自身がファイルにメモを書き込み、次のセッションでそれを読み返す」という仕組みです。具体的には:
Claudeがエージェントとして動いている際に、重要な情報をテキストファイルやJSONファイルとして保存する
次のセッションや別タスクの開始時にそのファイルを読み込んで、前回の文脈を引き継ぐ
これにより「毎回最初から説明しなくても、前回の作業を踏まえて続きから進められる」
自動でやってくれるの?
完全に自動ではありません。 いくつか前提条件があります:
エージェントモードで動いていること ― 通常のチャット(いまのような会話)ではなく、Claude CodeやAPIを使ったエージェント的な自律タスク実行が前提です。
ファイルシステムへのアクセス権が必要 ― Claudeが実際にファイルを読み書きできる環境(例:Claude Codeがローカルのプロジェクトフォルダにアクセスしている状態)で動いている必要があります。
モデル自身の判断でメモを書く ― 何を保存するかはClaude自身が判断しますが、仕組みとしては既存の「ファイル操作ツール」を使って行います。
クリエイティブ・デザイン品質
インターフェース、スライド、ドキュメント作成でのデザインセンスと質が向上
サイバーセキュリティ対応
Claude Mythos Previewよりもサイバー能力は制限されており、禁止・高リスクなサイバーセキュリティ用途を自動検出・ブロックするセーフガードを搭載。合法的なペネトレーションテスト等には「Cyber Verification Program」への登録が必要。 トークン使用量の変化(注意点)
新しいトークナイザーにより、同じ入力でもトークン数が約1.0〜1.35倍になる場合あり
高エフォート時の思考トークンが増加するため、コスト計算に注意が必要
価格
Opus 4.6と同じ(入力$5/百万トークン、出力$25/百万トークン)